観光客でにぎわう蔵造りの建物が並ぶ一番街。
その一番街のほど近くに昭和の面影を色濃く残す細い小路(こみち)があります。
通称「弁天横町」
入口にはかつて飲み屋街だった頃の看板が残っていますが、この看板のお店は廃業してしまい今は存在しません。
現在は、古くなり廃墟同然となってしまった建物の再生計画がたちあがり、建物のリノベーションがすすんでいます。
その弁天横丁を少し進んだ左側にある「喜多町弁天長屋」の一角に『トモリ食堂』がオープンしました。
『トモリ食堂』が2021年7月9日(金)オープン
2021年7月9日(金)、護国寺で7年半親しまれてきた『トモリcafe』が川越の地に移転し、『トモリ食堂』としてオープンしました。
『トモリ食堂』の店内
長屋をリノベーションした店内にはテーブル席とカウンター席が並んでいます。
お一人様でも入りやすい雰囲気のお店です。
ワークショップによって手分けして塗られたグレーの漆喰の壁からは温かみが感じられます。
壁に取り付けられたスロップシンクや木製のインテリア、レールに吊り下げられたペンダント照明もくわわり、どこか懐かしいレトロな情緒ある空間となっています。
『トモリ食堂』のメニュー
- ごはんセット 1,000円
・メインのおかず
・雑穀ごはん
・お味噌汁
・サラダ
・副菜
※メインのおかずは店内の黒板から選べます - お子さまサイズ 800円
- のうこうガトーショコラ 500円
- チーズケーキ 500円
- 黒ゴマバナナのおからパウンド 500円
- バナナブレッド 500円
- ちょっといい卵のプリン 400円
- 有機珈琲
- 有機紅茶
- ロイヤルミルクティ
- ウィルキンソンジンジャーエール
- 100%りんごジュース
など
※価格はすべて2021年7月現在のものとなります
この日のメインのおかずは
- 国産鶏の和風塩からあげ
- にこみハンバーグデミグラス
- 肉豆腐
- サバのみそ煮
から選ぶことが出来ました。
「国産鶏の和風塩からあげのごはんセット」にしました。
ジューシーながらもさっぱりといただける「和風塩からあげ」
もちっと香ばしい「雑穀ごはん」
そして、具材たっぷりのお味噌汁に生野菜、ポテトサラダ、ひじき、お新香というとってもヘルシーな組み合わせです。
家庭料理のような素朴さの中に、ひと手間もふた手間もかけてつくられているこだわりが感じとれます。
器もとっても素敵なんです。
食後に「のうこうガトーショコラ」と「スパイスミルクティ」をいただきました。
こんな漆黒のガトーショコラ、初めて見ました。
ブラックココアを使用しているとのことでした。
濃厚です。
さっぱりとした「りんご」と「桃」のコンポートとの相性もバツグンです。
寂れた雰囲気が魅力的な弁天横丁。
その弁天横丁の長屋の一角にあるあたたかみのある小さな食堂。
近くを通るとふらりと立ち寄りたくなってしまいます。
ということでふらりと再訪。
この日は週替わりの「ごはんセット」メニューから「焼き塩サバおろしポン酢」をオーダーしました。
ほどよい塩加減の焼き塩サバ、おいしい~。
家庭の味がします。
食後には冷たい「有機珈琲」と「ちょっといい卵のプリン」をいただきました。
『トモリ食堂』店舗概要
[トモリ食堂]
【住所】埼玉県川越市喜多町2-1
【電話】070-3980-3685
【営業時間】
・水木金 11:30~15:00/17:00~21:00
・土日 11:30~18:00
【定休日】火曜日
【アクセス】東武バス「札の辻」バス停下車、徒歩2分ほど
※2021年7月現在、土日のランチタイム(11:30~15:15)は予約制となっています。
詳細はインスタ、ツイッター、ブログを参照してください。
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