「伊佐沼農産物直売所」が運営する古民家食堂『伊佐沼庵』に行ってきました。
『伊佐沼庵』があるのは、伊佐沼の北側
「伊佐沼農産直売所」のすぐ隣、近くには「農業ふれあいセンター」があります。
伊佐沼庵(旧戸田家住宅)
『伊佐沼庵』は、「旧戸田家住宅」とも呼ばれています。
江戸時代終わりから明治のはじめに建築されたと推定される民家を移築復元した建物となっています。
入口には、「赤門」と呼ばれる弁柄(ベンガラ)という赤色顔料で彩色された瓦屋根の大きな立派な門があります。
赤門をくぐり赤レンガ敷きのアプローチを歩いて行くと歴史のありそうな古民家が姿をあらわします。
もともとは茅葺(かやぶき)屋根であったようですが、老朽化のためでしょうか
今は茅葺(かやぶき)屋根がスレート葺きの屋根でおおわれています。
入口には古い農具が飾られていました。
『伊佐沼庵』の店内
『伊佐沼庵』の店内には、座敷席とテーブル席があります。
窓際の座敷席はやわらかい日差しが差し込み、のどかな雰囲気です。
高い天井を見上げると茅葺(かやぶき)屋根を見ることができました。
玄関の上がり框(あがりかまち)のところには、茅葺(かやぶき)屋根だったころの建物の模型と写真が飾られていました。
広い芝生の庭にはテラス席もあります。
『伊佐沼庵』のメニュー
『伊佐沼庵』では、昔ながらの小麦粉を使った太くコシのあるうどんと直売所から仕入れた地元川越産の新鮮なお野菜を使用したお料理をいただくことができます。
- 伊佐沼庵御膳(数量限定) 1,200円
- 温玉うどん 750円
- 天ぷらうどん 750円
- 肉汁うどん 750円
- 山菜うどん 750円
- 冷汁うどん 750円
など
- いなり 200円
- ピリからいなり 200円
- おにぎり 100円
- 天ぷら単品 300円
- 卵かけごはん 250円
特製黒蜜をかけたアイスクリームもあります。
古民家でいただくコシのある田舎うどん
「肉汁うどん」と「卵かけごはん」を注文しました。
大きな豚肉とネギがたっぷりのった「肉汁うどん」
「つけうどん」と「かけうどん」とで迷いましたが「かけうどん」にしました。
豚肉の油でスープがギラついた無骨な見た目となっています。
しかもすごいボリュームです。
出汁は濃い目で少し甘め。
少しちぢれた太めの麺には出汁がしっかりとしみこんでいます。
麺にはコシがあり、噛みごたえも食べごたえもバツグンです。
「江田養鶏場」のこだわりの地卵を使った「卵かけごはん」
特製だれをたっぷりとかけていただきます。
濃厚な卵がご飯によくあう!うまい!
うどんのれんげを使ってかきこむように完食しました。
『伊佐沼庵』は、14:00までの営業で営業時間が終わると『古民家カフェ&バー smiley』がオープンします。
『伊佐沼庵』店舗概要
[伊佐沼庵]
【住所】埼玉県川越市鴨田922-1
【電話】049-226-3780
【営業時間】11:00-14:00
【定休日】月曜
【アクセス】
川越駅または本川越駅より「東武バス」埼玉医大行き乗車、「鴨田」下車、徒歩10分
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