初夏の風が気持ちいい6月。
川越氷川神社にたくさんの「かざぐるま」が飾られています。
目次
川越氷川神社の「かざぐるま」
梅雨の足音がせまる6月、川越氷川神社正面鳥居の風鈴棚にたくさんの浅葱色した「かざぐるま」が飾り付けられています。
境内を通り抜ける清らかな風をうけると軸がいっせいに傾き、涼しげな音をたててくるくると「かざぐるま」が回りはじめます。
昔、日本人は「風が想いを運んでくれる」と信じていたそうです。
想いは風に乗り、空を駆け抜け、意中の人へと運ばれていくことでしょう。
また、直会殿(なおらいでん)前の広場にも「かざぐるま」が飾られています。
こちらは、正面鳥居前の「かざぐるま」よりも優しげな青色をした空色の「かざぐるま」と純白の「かざぐるま」が飾り付けられています。
川越氷川神社の境内には
「かざぐるま」と同じ色をした青色の「あい鯛みくじ」も登場し
数量限定の「かざぐるま守」も頒布されています。
大鳥居正面にあった氷川会館は姿を消し、
工事に伴う囲い壁にはイラストレーター「きたざわけんじ」さんによる壁画制作がおこなわれていました。
川越氷川神社へつづく道の両側には綺麗な紫陽花の花が咲いていました。
道沿いにある衣装室前には
涼しげな薄浅葱(うすあさぎ)色の儀礼御用車が止まっていました。
6月の「かざぐるま」の飾りつけ期間が終わると風鈴の季節となります。
新型コロナの状況次第で変更もあるかもしれませんが、
令和3年の「縁むすび風鈴」は7月3日(土)より開催が予定されています。
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