古民家を通り抜けると、その裏庭には小さな建物がたたずんでいます。
そこは個性的でクラシックな眼鏡が並ぶお店
『澤口眼鏡舎』
手作りのオーダーメガネをつくってくれる眼鏡工房です。
澤口眼鏡舎
「古くさいテイストの個性的な眼鏡がほしい!!」
以前から気になっていた『澤口眼鏡舎』さんが、9月の上旬にまるひろ川越店のイベントスペースに出店されるのを知り、足を運んでみたところ
そこに並べられていたクラシックなフォルムの眼鏡にひとめぼれしてしまいました。
早速、お店に予約をとり後日訪れることに。
『澤口眼鏡舎』がお店を構えるのは「ちゃぶだい Guesthouse,Cafe&Bar」の裏庭
古民家の入口をはいり、
右側の通路をまっすぐ進んだその先に
緑に囲まれた小さな小屋がたたずんでいます。
まるで絵本か小説の世界に迷い込んでしまったかのような感覚すら覚えます。
この建物が『澤口眼鏡舎』
手作りのオーダーメガネの工房兼店舗となっています。
セルロイドやアセテートを生地とした手づくり眼鏡
『澤口眼鏡舎』は、「かける人を引き立てる上質な眼鏡」をコンセプトとした手づくりのオーダー眼鏡フレーム店。
店内にはアセテートやセルロイドを削りだしてつくられた眼鏡が展示されています。
店主の澤口さん手づくりのあたたかみのあるこだわりの眼鏡の数々。
こちらに並べてある眼鏡はあくまでオーダーするときのサンプル品であるため購入はできません。
眼鏡の試着をし、店主の澤口さんと相談しアドバイスを受けながら自分好みの眼鏡をオーダーすることができます。
遊び心のあるフレンチヴィンテージの「クラウンパント」をオーダー
アメリカスタイルやイギリススタイル、フレンチスタイル、
メガネのフレームには様々なデザインがあります。
「ウェリントン」と呼ばれるかけやすさと軽さを追求したデザインの眼鏡やアヴァンギャルドな前衛的なデザインの眼鏡など。
数ある眼鏡の中で一番に目に飛び込んできたのは、かけやすさとは真逆の無骨で独特なデザインの
フレンチヴィンテージの「クラウンパント」
眼鏡の上部がカクカクっと台形のような形をしたデザインの眼鏡です。
1940~1950年代ころからあるフレンチスタイルの代表格。
こういうのが欲しかったんです!!
フレームのデザインは「クラウンパント」に決めました。
まんまるフレームも気になり、かけてみたのですが完全にコメディアンになってしまいました。
そして、生地の色、フレームの大きさ、上から見たときの厚み、正面から見たときの太さなどを決めていきます。
厚みは4ミリ~8ミリまであり、1ミリ違うだけでかなり印象がかわります。
あれをかけてみたり、これをかけてみたり、
室内だと暗くて色がわかりづらいから外でかけてみたり
こんなに迷うとは思ってませんでした。
かれこれ1時間半ほど悩んだでしょうか。
生地はガラス質でツヤのよい「セルロイド」
ダークブラウンの6ミリ厚、眼鏡のテンプルの形状は真っ直ぐな無骨なデザインに決めました。
顔まわりのサイズをいろいろ計測していただいて注文が完了しました。
できあがりは、2月になるとのことでした。
2月が待ち遠しいです。
できあがったら写真をのせたいと思います。
クリップオンサングラスの販売も
眼鏡にとりつけることのできる「クリップオンサングラス」も販売されています。
眼鏡に合わせて作るオーダーサングラスです。
サンプルの眼鏡に取り付けたものをかけてみたのですが、めちゃめちゃかっこいいんです。
レンズのカラーもたくさんあります。
こちらの納期は注文から2週間ほどとなります。
無骨でレトロなこだわりのクラウンパントがついに完成(2021.02.21追記)
2月も半ばを過ぎた頃、澤口さんから完成のお知らせメールが届きました。
半年間待ちに待ったこの日がやってきました。
ついにこだわりの眼鏡とのご対面です。
圧倒的存在感!!
悩みに悩みぬいて、こだわりにこだわりぬいた自分用にカスタマイズされたクラウンパント。
無骨なデザインがレトロかっこいい。
澤口眼鏡舎さんのインスタグラムでもこんなにかっこよく紹介していただいております。
実際にかけてみて、店主の澤口さんにさらなる微調整をくわえていただけました。
ありがとうございました。
この記事を執筆している今現在ももちろんかけています!
『澤口眼鏡舎』店舗概要
【住所】
埼玉県川越市三久保町1-14
ちゃぶだい Guesthouse,Cafe&Bar内
【営業時間】
土日祝 10:00~17:00
※月・火・木・金は予約にて対応
【定休日】水曜日
【アクセス】
西武新宿線「本川越駅」から徒歩13分ほど