「てんぬま」は、40年以上つづく天麩羅の老舗。
「てんぬま」が店を構える喜多院の西側の一角は、かつて花街としてにぎわい、遊郭建築(楼家)が立ち並んでいました。
今でも当時の建物がそのままの姿を残しており、「てんぬま」の建物もその一つとなります。
遊郭建築特有の手すりが見受けられる歴史ある古い木造建築の建物です。
入口にはとてもかわいらしい花手水が飾られています。
『てんぬま』の店内
暖簾(のれん)をくぐり店内に足を踏み入れると、そこには座敷席とカウンター席
そして入口から右奥へと進むと
和室の広間があり、テーブル席が並んでいます。
広間の窓からは緑豊かな庭園を眺めることができます。
和室の壁は優しい緑色、椅子の張り地も深い緑色となっており心落ちつく和の空間が広がっています。
『てんぬま』のメニュー
『てんぬま』では、季節ごとに厳選された旬の素材を使用した天ぷら料理を楽しむことができます。
- 彩り御膳(昼限定 二十食) 1,200円
- 天麩羅定食 2,400円
- お刺身定食 2,400円
- 野菜天丼 1,100円
- 海老天丼 1,400円
- 穴子天丼 1,800円
- てんぬま天丼 2,000円
日本酒・焼酎・ビールなどのアルコールメニュー、ウーロン茶やコーラなどのソフトドリンクメニューも各種揃っています。
※価格はすべて2021年7月現在のものとなります
丼から穴子がはみ出る”ボリューム満点”の「てんぬま天丼」
「てんぬま天丼」を注文しました。
見てくださいこのボリューム!
穴子、海老2尾、ししとう、まいたけ、茄子の天麩羅が豪快に盛り付けられています。
横から見ると完全に器から穴子がはみだしてしまっています。
実はこれ、ご飯の量をちょっとだけ少なめにしていただいています。
ご飯を通常の量盛り付けるとさらにはみ出しまくりそうです。
どどーん!!
アーナーゴー!!!
濃厚な秘伝のタレがじゅんわりとしみこんでいてとてもおいしいです。
穴子のインパクトもすごいですが、舞茸もかなりの大きさがありました。
海老も2尾盛られており、ぷりっぷりです。
老舗のてんぷらの味をこころゆくまで堪能することができました。
こちらはお友達が注文したお昼20食限定の
「彩り御膳」
天婦羅、お刺身、焼き物or煮物、小鉢、サラダ、御飯、汁物、香の物がセットになった彩り豊かな膳です。
こちらもとてもおいしそうです。
天ぷらの衣がサックサクとのことでした。
デザートを追加注文しました。
「くずもち」と煎茶でホッと一息です。
箸袋には「蔵造りの町並み」と「時の鐘」がデザインされてました。
『てんぬま』店舗概要
[てんぬま]
【住所】埼玉県川越市西小仙波町1-14
【電話】049-225-0012
【営業時間】
・11:00~14:00(L.O.13:30)
・17:00~(L.O.21:00)※時短営業中
【定休日】日曜日、第3月曜日
【駐車場】あり
【アクセス】
・本川越駅より徒歩約10分
・バス停「下松江町」より徒歩約4分