「久保町のお不動様」と呼ばれ親しまれている成田山川越別院。
成田山川越別院は西武新宿線本川越駅から13分ほど、喜多院の北側に隣接しています。
成田山川越別院
『成田山川越別院』は、大本山成田山新勝寺の別院で真言宗密教の寺院となります。本尊は不動明王。交通安全祈願で広く知られ、亀のいる御不動様としても親しまれています。
小江戸川越七福神 第4番 恵比寿天
成田山川越別院には、小江戸川越七福神の恵比寿天が祀られています。
恵比寿様は「福の神」の代表で、農村では、田の神、街では市神、福利を招く神として、鯛を抱いた福々しい相好でなじみ深く、人々から深い親交が寄せられています。
インドや中国の神様が多い七福神の中にあって、唯一の日本の神様が恵比寿天です。古くから海辺の人たちの間で信仰され、生業を守り福をもたらすと信じられてきました。
秋の七草は「撫子(なでしこ」
水琴窟には甕にマイクが取り付けられ、水を流しいれると木琴や鉄琴を奏でているような美しい音色が響きます。
開山堂
成田山川越別院の開祖石川照温師が祀られています。
成田山川越別院は江戸時代に石川照温によって開創されました。
30歳の頃に両眼を失明し光を失った石川照温の眼前に不動明王が見えました。
そして千葉県の成田山新勝寺のお不動様を信仰し修行をした石川照温は、両眼が少しずつ見えるようになり、やがて完治したといわれています。
その石川照温の徳にあやかり、眼病平癒・視力回復を祈願します。
出世稲荷
出世稲荷には成田山新勝寺の咤枳尼(ダキニ)天が祀られています。
家内安全、商売繁盛、開運成就などのご利益があります。
亀の池と「幸せ不動」
本堂の脇には亀の池があります。
200匹以上の亀がいます。
亀の池のほとりには「幸せ不動」がひっそりと隠れています。
見つけてそっとお願いすれば小さな幸せが見つかるかも・・・
写真を撮って受付に見せると「幸せ不動シールお守り」がいただけます。
火渡り祭
また、成田山では毎年11月23(祝)に火渡り祭りが行われています。
オバちゃんも何度か参加したことあるけど、焼け野原の上を裸足で歩くような感じで四方八方からの熱気がムンムンでいい厄払いになりました。
ひぇぇえ、ちょっと怖いかも・・・
列に並んで順番に渡るんだけど、熱いの怖いって人は列の後ろのほうに並ぶと少し熱さもやわらぎます。
成田山川越別院の御朱印
2019年5月現在、期間限定で即位奉祝特別御朱印も販売されています。
成田山川越別院までのアクセス
[成田山川越別院]
【住所】埼玉県川越市久保町9-2
【電話】049-222-0173
【アクセス】西武新宿線「本川越駅」から13分ほど