一番街の北端、札ノ辻の交差点に立つとどこからともなく香り高いお茶の香りが鼻をかすめます。
お茶の香りがただよう先には明治時代に建てられた趣きある建物
鶴ヶ島に本店を持つ狭山茶の茶農家『長峰園 川越札の辻店』があります。
店舗の1階は狭山茶や狭山茶スイーツなどの販売店、2階は狭山茶カフェとなっています。
長峰園 川越札の辻店
『長峰園 川越札の辻店』は、平成25年3月にオープンしました。
1階では茶農家である『長峰園』の自家茶園で栽培された狭山茶や狭山茶スイーツなどが販売されています。
パッケージにデザインされている童子のイラストは、川越在住の切り絵の神様「百鬼丸」さんがデザインされています。
履物をぬいで階段をのぼった2階は『狭山茶カフェ 和芳庵』があります。
狭山茶カフェ 和芳庵
『狭山茶カフェ 和芳庵』の店内は、畳敷きに畳のベンチが置かれています。
つくばいや茶道具、和照明が飾られており趣ある和の空間がひろがっています。
窓際の席が人気のようですでに先客がいらっしゃいました。
格子窓からは一番街の風景を楽しむことができます。
以前は呉服店として使用されており、その頃の看板が飾られていました。
天井には明治時代に建てられた当時の立派な梁組みが活かされています。
ゆるりと楽しむ狭山茶と狭山茶スイーツ
『狭山茶カフェ 和芳庵』では、狭山茶と狭山茶スイーツを楽しむことができます。
メニュー表には、和を感じる心落ち着く深い緑色のメニューが並んでいます。
メニューにある「むさしの(河越茶とお菓子のセット)」と「きぬさ(狭山抹茶とお菓子のセット)」は
五家宝、葛餅、最中、水ようかんなど6種類のお菓子から好きなものを1つ選ぶことができます。
河越茶と狭山茶最中をセットにした「むさしの」
河越茶は狭山茶の起源であるとされています。
川越市内で栽培された新芽で製造された河越茶は、香り高く味わい深い奥行きのあるコクが感じられます。
サクッとした狭山茶最中は抹茶餡に抹茶パウダーと抹茶づくし!
狭山抹茶と五家宝をセットにした「きぬさ」
狭山抹茶は甘みとほどよい苦み、風味もよくすっきりといただくことができました。
埼玉県の郷土菓子である五家宝は、狭山ほうじ茶と狭山抹茶の2種類あり甘さ控えめのサクッと食感です。
「Made in SAITAMA優良加工食品大賞2022」で優秀賞を受賞した逸品です。
伝統的な建物と香り高い狭山茶がおりなす「倭美(わび)」と「茶美(さび)」を堪能することができました。
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『狭山茶カフェ 和芳庵』で注文したメニューを写真に撮り、ハッシュタグ「#長峰園」を付けてSNSで発信すると、会計金額が10%OFFになります。
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『長峰園 川越札の辻店 和芳庵』店舗概要
[長峰園 川越札の辻店 和芳庵]
【住所】
埼玉県川越市元町2-2-5
【電話】
049-223-3210
【営業時間】
11:00~17:00(L.O.16:30)
※1階の店舗は10:00~
【定休日】
年中無休
【アクセス】
西武新宿線「本川越駅」から徒歩14分ほど
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