いも膳は川越の市街地から少し離れたところに店舗を構えています。
いも膳|郷土料理としてのさつまいも発祥のお店
郷土料理としてのさつまいもは、いも膳が発祥です。
さつまいもが本来持っている素朴な味わいを最大限に引き出した「いも懐石」が人気です。
どっしりとした瓦屋根の門構えの暖簾をくぐりぬけた先には
鮮やかな緑生い茂る庭園の中に落ち着いた雰囲気の建物が。
それぞれの個室に施されたこだわりの内装
この日は予約していたので個室に案内されました。
いも膳の個室は9部屋あります。
それぞれにこだわりの内装が違った雰囲気を演出する、こだわり溢れる上質な空間となっています。
案内されたお部屋は豪華邸宅の一室のようなお部屋でした。
大きな窓から見える日本庭園は珠玉の眺めで、まるで大きな絵画のようです。
部屋の中に鎮座している5脚の椅子とテーブルはベトナムのカリンでできてるとのことでした。
龍の口の中には龍玉がありました。
いも懐石(花)をいただきました
いも懐石(花)をいただきました。お値段は5000円。要予約となります。
奮発しちゃいました
【先付け】旬の和え物
先付けは旬の和え物です。
食前酒として芋のカクテルが付いてきました。さっぱりとした中にもサツマイモの甘みが感じられます。
サツマイモの箸置きもかわいいですね。
【前菜】山吹・いも酢の物・アーモンド揚げ・その他
前菜はこちらです。
これが前菜!?と思えるほどに豪華です。
左手前はうすい卵焼きの中にごろごろとしたサツマイモと細かく刻んだうなぎの混ぜご飯が包まれています。
サツマイモも鰻も川越の名産ですが合わせて食べるのは初めてでしたが合うんですね。
うなぎのタレとお芋の甘さが交じり合い絶妙な組み合わせです。
【椀物】ヒカド(南蛮料理)
「ヒカド」とは、肉などを「細かく刻む」という意味のポルトガル語が語源です。
生のお芋を擦ったものの中に、サツマイモ、大根、にんじん、しいたけ、マグロが入っています。
トロッとした食感でお芋そのものの味が味わえました。
【焼き物】源平焼き
海老とサツマイモとの見事なコラボレーションです。
プリプリの海老にお芋がソースがわりになっている感じです。
お芋のほんのりした甘さが海老を引き立たせています。
【揚げ物】いも真蒸
はも、山芋、サツマイモを混ぜて揚げたものと、島ラッキョウの揚げ物です。
衣の中はふわふわとやわらかい中にもサツマイモの歯ごたえが感じられ、サツマイモの香りが口の中にほのかに広がります。
島ラッキョウもお漬物とは違いあっさりとしたお味でした。
【蒸し物】深川蒸し
あさり、たまご、サツマイモをゆばで包んだもの。
上には長命草がのっています。
揚げだし豆腐のような食感です。
お気付きでしょうか。
オバちゃん、写真撮る前に一口食べちゃいました
【お凌ぎ】いもめん
いもの粉と小麦粉と卵白を使用した手打ち麺です。
そば粉を使用しない少し太めの麺です。
お料理も終盤でかなりお腹がふくれてきているはずなのに、ツルツルと入っていきます。
【甘味】いもくずきり
石垣島の黒糖からつくった黒蜜に付けていただきます。
【デザート】いもアイス
デザートもこのボリュームです。
お芋のアイス、お芋のババロア、キウイとパイナップルのゼリー、りんごのコンポート。
お芋がデザートに合うのは言うまでもありません。
いも膳のメニュー
いも膳メニュー
- いも懐石 4000円
- いも懐石(花) 5000円
- いも点心 2500円
- いも重(いもうな重) 2300円
- 夏の今日懐石 7000円
- うなぎ会食 3000~7000円
- 松花堂弁当 3200円
- お子様弁当 2500円
など
ここでは一部しか紹介してませんが他にも多彩なお料理が味わえます
いも膳店舗概要
【住所】埼玉県川越市小室15-1
【電話】049-243-8551
【営業時間】
・平日 11:30~14:30 17:00~20:00
・土日祝 11:30~20:00
【定休日】火曜日
【ホームページ】https://www.kawagoe.com/imozen
【駐車場】あり
【アクセス】
東武東上線「川越市駅」より徒歩15分
10名様以上の場合バス送迎もあります
川越に住んでいながら
サツマイモがこんなにいろいろな食材と合うなんて知りませんでした。
川越名産のサツマイモ創作料理を是非一度ご堪能ください。