吐く息も白い冬の日の夜明け前
『縁結び玉』をいただきに川越氷川神社へ参拝に行ってきました。
縁結び玉とは
川越氷川神社には「境内の玉砂利を持ち帰り、たいせつにすると良縁に恵まれる」という古い言い伝えがあります。
この言い伝えにちなみ、本殿前の白い石を巫女さんが集めてお清めしたものを包んだものが『縁結び玉』です。
1日20体のみ頒布されます。事前に配布される番号札が必要となります。
事前に配布される番号札は毎朝6:00頃
各地からたくさんの参拝客が訪れる川越氷川神社は、縁結びのパワースポット
毎日配布される『縁結び玉』には早朝から行列ができることもあります。
事前に配布される番号札は毎朝6:00ごろから配布が開始されます。
番号札を求め、夜明け前の川越氷川神社へむかいました。
時刻は5:30
この日は元朝祭の期間中ということもあってか境内がライトアップされていました。
行列も覚悟しながら、『縁結び玉』の番号札が配布される社務所前へと向かいます。
意外や意外、行列はありませんでした。平日だからでしょうか?
社務所前には
縁結び玉をお望みの方へ
本日はようこそお参り下さいました。
縁結び玉は巫女が手作りで奉製しておりますので、毎日二十体、お一人様一体の限定頒布とさせて頂いております。
川越氷川神社
番号札をお取りになり、待合所にてお待ちください。
八時より頒布いたします。
と書かれた貼り紙があり、その手前にはすでに番号札が置かれていました。
番号札は二番でした。どうやら先客の方が一名いらっしゃるようです。
番号札をもらっても配布開始時間の八時を過ぎてしまうと番号札を持っていない方へ順番がまわってしまうようです。
近くにいらした神社の方へお話を伺ってみると、この時期は夜明け前で寒いから早い時間からの行列はあまり見られないとのことでした。
夜明け前の川越氷川神社を参拝、境内をぐるり散歩
本殿に参拝をしたあと、普段はなかなか見に来ることのできない夜明け前の境内をぐるりと散歩しました。
小川もほんのりライトアップ
絵馬トンネルもお正月だからかいつもより絵馬がぎっしり!
神社裏の新河岸川もライトアップで幻想的に・・・
新しい氷川会館もだいぶできあがってきているようです。
ご神木のまわりを8の字にまわって今来たルートを戻っていきます。
ちょうど本殿の前に着いた頃に本殿の中から6:00を知らせる太鼓の音がドンドンと響きました。
『縁結び玉』の番号札をのぞき込んでみると
六の札まですすんでいました。
あまりにも寒かったので本殿横にある待合所で待つことにしました。
待合所にはストーブが設置されているので暖をとることができます。
『縁結び玉』の頒布開始は8:00~
この日の日の出の時刻は6時52分、大鳥居の向こう側から日が昇り境内が神々しい雰囲気を放ち始めました。
夜明けの川越の街を散歩しようかとも考えましたが、寒くて待合所から出られず
そして、『縁結び玉』の頒布開始時間である8:00となりました。
頒布時間には13人の方たちが集まっていました。
社務所の前に番号札の番号順に横に並び、『縁結び玉』の説明を伺ったあとに一人一つづつ『縁結び玉』をいただいていきます。
『縁結び玉』は一年経ってもおさめる必要がなく、一生を一緒に歩んでいく大切な方が見つかった時に、その大切な方とともにおさめにくると、そのご縁が永く固く結ばれるよう祈願した「結い紐のもと」と交換していただくことができます。
『縁結び玉』をいただいてからすぐに良いご縁があったという報告もあるということでした。
また、小石が包まれている麻の網が汚れてしまったり傷んでしまったときは、持参すれば新しい麻の網に取り換えていただけます。
実は筆者、10年以上前にいただいた『縁結び玉』を持ち歩いており、その麻の網がボロボロになってしまったのでもう一度いただきにきたのですが、交換してもらえばよかったのですね。
『縁結び玉』と一緒に、『縁結び玉』を入れて持ち帰ることのできるボックスもいただきました。
箱の折り方の説明書きがあるので、それに従い箱を組み立てていくのですがちょっと複雑な上に指先がかじかんでしまっていて時間がかかってしまいました。
箱が組み上がったら赤い紐を結んで完成です。
人生には多くの出会いがあります。
皆様がこの記事を読みに来てくださっているのも『縁結び玉』が結んでくれたご縁の一つなのかもしれません。
[川越氷川神社]
【住所】埼玉県川越市宮元町2-11
【電話】049-224-0589
【アクセス】
・東武バス 埼玉医大・上尾駅西口・平方・川越運動公園行に乗車
「川越氷川神社」下車徒歩0分
・東武バス 神明町車庫・城西高校行に乗車
「喜多町」下車徒歩5分
・小江戸巡回バス
「氷川神社前」下車徒歩0分
あわせて読みたい