建て替えのため2020年7月末をもって一時閉館していた川越氷川神社の氷川会館が営業再開しました。
新しく生まれ変わった「氷川会館」は氷川の杜の四季を感じる木造2階建て
川越氷川神社の東側に位置する「氷川会館」
以前は地上3階、地下1階の洋風建築でした。
数多くのご夫婦が氷川会館で良縁を結ばれたことと思います。その「氷川会館」が2020年7月末をもって一時閉館し、2年8か月の時を経て2023年3月19日(日)に営業を再開しました。
竣工間近に開催された内覧会に参加させていただきました。
新しく生まれ変わった「氷川会館」は木造2階建て。
以前は大鳥居のすぐ脇に入り口がありましたが、建物が奥まり道路沿いには車寄せ、車寄せからは建物入り口へと続く北参道が新設、大鳥居へとつながる東参道も延長されました。
北参道と東参道の間は飛び石が敷かれた庭園となっています。
北参道を進むと「離れ」があり、さらに進むと新河岸川沿いの道へと通り抜けることができます。
会館の南側には神社へとつながる回廊が設けられていました。
建物2階には60名様まで利用できるやわらかな光降り注ぐ会食会場
それではエントランスから建物の中へ入ってみたいと思います。
まだ新しい木の香りがするエントランス。雲紋の形の折り上げ天井が素敵です。
階段を上った2階には、最大60名様まで利用できる広々とした会食会場
北側の廊下からは新河岸川の桜並木が一望でき、南側には氷川の杜が広がります。大きな開口部からやわらかな光が降り注ぐ開放的な空間となっています。
会食会場の奥はシンクや冷蔵庫が置かれている設備スペースとなっており、そこから階段を降りると
丹精込めて婚礼料理がつくられる大きな厨房となっていました。
2階へと戻り、バルコニー西側にある引き戸を開けスロープを下りていくと
そよぐ風が気持ちの良い木の温もりを感じる回廊へとつながっていました。
桜咲く季節に営業を再開した「氷川会館」は、木々に囲まれた四季折々の自然を感じられる風薫る施設となっています。
[氷川会館]
埼玉県川越市宮下町2-11-3(MAP)
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