明治8年に創業した旧鏡山酒造の3つの蔵を、当時の意匠を保ち改修された施設『小江戸蔵里』
3つの蔵は『明治蔵』『大正蔵』『昭和蔵』と名付けられ、川越屈指の観光施設となっています。
埼玉県内の地酒を飲み比べすることのできる『昭和蔵』に行ってきました。
ききざけ処 昭和蔵
『昭和蔵』は鏡山の4代目竹内孝也氏の誕生を祝して昭和6年に建てられた建築物。
以前はお惣菜などが販売されていましたが、2018年3月にリニューアルされ『ききざけ処 昭和蔵』が誕生しました。
蔵の中心部には太い杉柱がそそり立ち、そこから格子状にはりめぐらされた梁とで支えられた重厚な蔵造りとなっています。
埼玉県内34蔵の日本酒が集結する利き酒の場
昭和蔵の中には、「小江戸鏡山酒造」をはじめ、埼玉県内34の蔵元から日本酒が集結しています。
壁際には有料の試飲機が4機並んでおり、コインを購入し日本酒の飲み比べを楽しむことができるのです。
辛口?甘口?燗酒? 500円で3杯まで日本酒が飲み比べできます
まずは、試飲機の横にあるメダル販売機でメダルを購入します。500円で3枚のメダルと交換できます。
そして、メダル販売機のすぐ横にある紙コップをとり、いざ試飲機へ
試飲機のラインナップには初めて見る銘柄が多く、どれがいいか迷ってしまいます。
そんなときは自販機の右側に酒の甘辛度がわかるグラフが貼られているのでそちらを参考にするといいかもしれません。
日本酒の味、そして香りの特性から「濃醇辛口」「濃醇辛口」「淡麗辛口」「淡麗甘口」の大きく4つに分類されたグラフでそれぞれの日本酒がどれくらいの日本酒度、酸度であるかをざっくり確認することができます。
また、「有料試飲機 日本酒一覧」の一覧表や試飲機に並んでいる日本酒の下の説明書きもあるので自分好みのお酒が探しやすくなっています。
銘柄が決まったら「注ぎ口」に紙コップをセットし、コインを投入してお目当ての日本酒のボタンを押すだけ
紙コップの半分くらいまでお酒が注がれます。
燗酒を楽しみたい場合は、チロリにお酒をうつして燗することもできます。
お酒にぴったりのおつまみも販売されており、メダルで購入することができます。
他にも、試飲機にない日本酒や梅酒の試飲も楽しむことができます。
埼玉の地酒に酔いしれてみませんか?
小江戸蔵里『ききざけ処 昭和蔵』概要
[小江戸蔵里 ききざけ処 昭和蔵]
【住所】
埼玉県川越市新富町1-10-1
【電話】
049-229-6110
【営業時間】
11:00~19:00
【アクセス】
西武新宿線「本川越駅」から徒歩4分ほど
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