川越市役所に1964年東京オリンピックの聖火リレーで使用された聖火リレートーチを見に行ってきました。
1964年の東京オリンピック聖火リレートーチが展示されているのは、川越市役所。
川越市役所までは、JR/東武東上線「川越駅東口」または、西武新宿線「本川越駅」からバスが出ています。
1964年東京オリンピックの聖火トーチ
1964年東京オリンピックの聖火トーチは、川越市役所の南側にある正面玄関から中に入りすぐ左側、エレベーターホールへ向かう通路わきに展示されています。
この聖火トーチは株式会社リン・テックの先代社長が大学の先輩、オリンピック体操金メダリスト、日本大学名誉教授でもある早田卓次氏から譲り受け保管していたものです。
聖火トーチの展示期間は、東京2020オリンピックの開催期間終了までとなっています。
1964年の東京オリンピック聖火リレー
国内における聖火リレーは全都道府県を回ることを前提に4つのコースが以下のように決定されていた。
第1コース 9月9日(水)~10月9日(金)
鹿児島 → 熊本 → 長崎 → 佐賀 → 福岡 → 山口 → 広島 → 島根 → 鳥取 → 兵庫 → 京都 → 福井 → 石川 → 富山 → 新潟 → 長野 → 山梨 → 神奈川 → 東京第2コース 9月9日(水)~10月8日(木)
宮崎 → 大分 → 愛媛 → 高知 → 徳島 → 香川 → 岡山 → 兵庫 → 大阪 → 和歌山 → 奈良 → 京都 → 滋賀 → 三重 → 岐阜 → 愛知 → 静岡 → 神奈川 → 東京第3コース 9月9日(水)~10月7日(水)
北海道 → 青森 → 秋田 → 山形 → 新潟 → 群馬 → 埼玉 → 東京第4コース 9月9日(水)~10月7日(水)
北海道 → 青森 → 岩手 → 宮城 → 福島 → 栃木 → 茨城 → 千葉 → 東京この4コースの空輸総距離は2,692km、地上リレー総距離6,755km(リレー総区間4,374区間)、参加リレー走者は10万713名と記録されている。
1964年の東京オリンピックでは7000本の聖火トーチが作られ、海外に2000本、国内に5000本が配られたといいます。聖火リレーの走者に記念に贈られました。
聖火リレートーチを製造したのは昭和化成品(現・日本工機)、
デザインをしたのは柳 宗理。
柳 宗理は、1970年の札幌冬季オリンピックの聖火台、トーチのデザインも手がけています。
東京2020オリンピックの聖火トーチは、東日本大震災被災地の仮設住宅のアルミサッシを活用した、桜ゴールド色の桜のデザインです。
聖火は小江戸川越の町にもやってきます。川越市役所の前も通ります。
楽しみですね。
>>【東京2020】川越に聖火がくるのは7月9日【聖火リレーコース紹介】