【川越】夕暮れ時に赤ちょうちんが灯る『唐麺』は一番街で50年以上つづく夜営業の老舗ラーメン店

行き交う人もまばらな夕暮れ時の川越

観光スポットでもある一番街周辺の多くのお店が店じまいする中、赤ちょうちんに光が灯るお店があります。

一番街で50年以上つづく老舗のラーメン店『唐麺』に行ってきました。

『唐麺』は夜営業のラーメン店

『唐麺』が店舗をかまえるのは一番街。川越まつり会館のお隣になります。

昼間にお店の前を通るといつも暖簾が店内にしまわれているため、てっきりもう営業していないお店だと思っていました。

今年の初めに放送された「出没！アド街ック天国」で紹介され、夜に営業をしていることを知り18:00を少し過ぎたころに伺ってみたところ、赤ちょうちんに光が灯り暖簾も店先にかけられていました。

やっているではないですか！

『唐麺』は夜営業のラーメン店なのです。

夜に来る地元の方たちに愛されるお店

昭和感ただよう店内にはカウンター席とテーブル席が並んでいます。

店主さんに「なぜ夜のみの営業なのですか」とうかがったところ、「昼に人通りが少なかった時代に店を始めて50年以上このスタイルなんです」とのこと。

お客さんは観光客の方よりも地元の方たちが多いそうです。店じまいしたお店の方が訪れることも多く、長きにわたり地域の方々に愛されるお店となっています。

北海道味噌を使用した「赤ミソラーメン」をいただきました

「正油ラーメン」と「赤ミソラーメン」がおすすめとのことでしたので、「赤ミソラーメン」と「餃子」を注文しました。

チャーシュー、メンマ、ナルトにもやしがのった「赤ミソラーメン」は北海道の赤味噌を使用しています。

スープだけいただくとチョイ辛かな。自家製の中太麺と一緒にいただくとちょうどいいバランスです。麺は少しやわらか目。

見た目ほどこってりはしていないのでさっぱりといただくことができます。

チャーシューはお箸で持ち上げるとほろほろと崩れてしまいそうなやわらかさです。

少し平べったい形をした餃子は、もちもちの皮にシャキシャキのお野菜がたっぷり包まれています。

ラーメンも餃子も飲んだ後の〆にいただきたくなる味です。夜遅くまでやっているのもうれしいですね。

『唐麺』店舗概要

[唐麺]