そこに訪れたのは色葉散る季節
くしゃくしゃと枯葉のじゅうたんを踏みしめながら林の中を進んでいくと
茶色みをおびてきた木々の葉の奥に身を隠すように赤茶けた塀に囲まれた建物が姿をあらわします
そう、ここは林に囲まれた小さな喫茶店『シボネボルケ』
シボネボルケ
『シボネボルケ』があるのは川越のはずれ
東武東上線「上福岡駅」から徒歩15分ほどのところになります。
上福岡駅から住所をたよりに歩いて向かうとたどりつくのは建物の裏側
こちら側からはお店には入ることはできません。
お店の入口は右側にある林を通ってぐるりとまわったところになります。
この林、なんとすべて『シボネボルケ』さんの敷地
11月下旬に訪れたときは紅葉がとても綺麗でした。
(このときはなんと予約でいっぱいでお店に入ることはできませんでした)
この林の中にお店の入口があります。
オープン時間より少し早めに到着したのでまだ入口の木戸が閉まっています。
おや?
木戸に何やら貼り紙が貼られています。
お客様へ
ここは、注文の多い料理店・・・ではなくて
シボネボルケという、不定期営業の喫茶店。
地産のお野菜や地粉を使った、心と体にやさしい
軽食や、おやつをお作りしています。
と書かれていました。
どうやらとって食われることはないようで一安心です
『シボネボルケ』の店内
『シボネボルケ』の白い四角い建物の中は2階まで吹き抜けている開放的な空間が広がっています。
白と木(もく)とで統一されたシンプルナチュラルな店内には、オルガンやレトロな丸いストーブなどが飾られており、まるで童話の中の世界にいるようです。
1階はカフェスペース、テーブル席が4つほど並んでいます。
2階はギャラリースペース、雑貨やCDなどが販売されています。
冬野菜たっぷりの白カレーをいただきました
『シボネボルケ』は不定期営業のお店
お店がオープンするのは月に片手で数えられるほど
その日ごとにメニューがかわります。
「地産お野菜と豆の白カレー」をいただきました。
「たばちゃん農園」さんで収穫された旬の冬野菜たっぷりの白カレーと自家製柿ドレッシングのサラダがセットになったとてもヘルシーなメニューです。
白カレーには
大根のアチャール
梅酢ピクルス
紫キャベツのマッルン
菊芋チップ
が添えられていて彩りが豊かです。
それぞれの素材の味がしっかりと主張され、スパイスのきいたまろやかな白カレーとの相性もバツグンです。
お野菜たっぷりなので一匙ごとに新しい味にめぐりあえます。
そして食後のデザートタイム
抹茶のクランブルが敷かれた「りんごパイ」と
オーガニックブレンドティザン(ハーブティー)メニューの中から「雨上り」をいただきました。
店内にはやさしい音楽が流れ、日常の中にある非日常なひとときを過ごすことができました。
『シボネボルケ』店舗概要
[シボネボルケ]