川越市市制施行100周年を記念して、仙波東照宮で重要文化財の社殿群やご神体などが特別公開されています。
仙波東照宮の特別公開に行ってきました
令和4年11月1日(火)から始まった仙波東照宮の特別公開に行ってきました。
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正面の石階段を登った先にある普段は入ることのできない拝殿・幣殿の中、そして本殿の唐門の内側に入ることができました。いずれも撮影禁止エリアとなっています。
シルバー人材センターの方たちがとても丁寧に案内してくださいました。
拝殿の中には創建時に奉納された岩佐又兵衛勝以筆の三十六歌仙の額が並び、正面には後水天皇がかかれた「東照大権現」の額が飾られていました。
そして、本殿を守るように弓矢を持った武将の像が左右に配置されていました。
拝殿の奥にある幣殿には岩槻藩主阿部対馬守重次が江戸城二ノ丸東照社に奉納した鷹絵の額が並んでいます。
そして、そのさらに奥にあるのが瑞垣に囲まれた本殿。
本殿の建物には、子孫繁栄を願ったリスや徳川家康公の元和偃武の象徴となる獏(バク)といったさまざまな願いを込めた色鮮やかな彫刻が施されています。
そして本殿の奥には、仙波東照宮の御神体「東照大権現像(徳川家康公)」が祀られているのを見ることができます。
馬に乗り鎧兜をまとった勇ましい姿をされています。
明治の頃までは左手に薬壺、右手に剣を持っていたとのことでした。
御神体は、今までほとんど公開されておらず、この先も公開されるかどうかわからないとのことでした。
拝殿の前には秋らしい色合いの綺麗な花手水が飾られていました。
そして特別公開を記念した美しい切り絵の御朱印も頒布されています。
[仙波東照宮 特別公開 概要]
【場所】
仙波東照宮
埼玉県川越市小仙波町1-21-1
【拝観料】
500円(中学生以下無料)
【期間】
令和4年11月1日(火)~11月23日(祝)