「川越のお不動様」として親しまれている成田山川越別院にて、弘法大師様のお誕生をお祝いする「風鈴まつり(青葉まつり)」が始まりました。
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成田山川越別院の風鈴まつり(青葉まつり)
令和5年は真言宗の開祖である弘法大師空海の生誕1250年を迎える記念となる年。
成田山川越別院では弘法大師様のご生誕をお祝いする行事として、お大師様の誕生月となる2023年6月1日(木)から「風鈴まつり(青葉まつり)」が始まりました。
風鈴の飾り付けが行われているのは、山門を入ってすぐ右側、弘法大師様が祀られている大師堂。
弘法大師様が右手に持たれている法具「大五鈷杵」の上には色とりどりの釉薬で色づいた陶器の風鈴が飾られています。
風鈴といえば川越氷川神社の「縁むすび風鈴」が有名ですが、川越氷川神社の江戸風鈴の”チリン”という音色と比べるとこちらの風鈴は少し低めの”カランカラン”という音色が響きます。
一つ一つ、大きさも形も異なる風鈴から奏でられる音もさまざま。残響音も長く響き、心地よい風が吹くと和音のような美しい癒しの音色が鳴り響きます。
本堂、寺務所、大師堂では風鈴の短冊が頒布されています。
短冊は割札となっていて、片方は短冊として名前とお願い事を記入して奉納、もう片方は風鈴と五鈷杵がデザインされたお守りとなっているので持ち帰ることができます。
成田山川越別院の風鈴まつり(青葉まつり)は夏頃まで開催予定とのことでした。
お大師様のお誕生を祝うとともに、風の音に乗せてお願い事をされてみてはいかがでしょうか。
[成田山川越別院](MAP)
【住所】
埼玉県川越市久保町9-2
【アクセス】
・西武新宿線「本川越駅」から徒歩10分
・東武東上線「川越駅」から徒歩20分
・本川越駅または、川越駅から小江戸名所めぐりバス「成田山前」下車徒歩0分