川越氷川神社から徒歩5分ほどのところにある『小江戸庵』
紫色の暖簾がかかる小さなお店は『小江戸庵』という屋号もあってか、お寿司屋さんやお蕎麦屋さんに間違えられることが多いとか。
では一体『小江戸庵』とは何のお店なのでしょう。
小江戸庵
『小江戸庵』は、苔玉とミニ盆栽のお店
着物のお仕事を本職とする店主の小沢さんは、着物が似合う町「川越」に魅せられて2年半ほど前に住まいを川越に移しました。
そして2022年1月に『小江戸庵』をオープンしました。
神社が近いということもあり最初は甘酒やおしるこの販売店をと考えていたところ、コロナ禍へ突入してしまい「それならば」と始められたのが苔玉屋さん
店頭には苔玉と盆栽が並び
店内では手づくりのビーズストラップが販売されています。
「おひとりさまカフェ」という看板が下がっていたので「カフェメニューもあるんですか?」と尋ねたところ、「アイスコーヒーでも召し上がってってください」と
アイスコーヒー(とお菓子)を出してくださいました。
なんとサービスとのこと、ごちそうさまです!
ころりんとした形が可愛い「苔玉」
ころりんとした形がかわいらしい「苔玉」
春には桜や梅、秋や冬には花が咲いたり実がなるもの、夏は真柏やマツなどの常緑樹、と季節折々の植物が楽しめます。
秋になると黄色く色づく「イチョウ」
とても綺麗に真っ赤に紅葉する「ハゼ」
イチゴのような真っ赤な実をつけているのは「ニシキサンゴ」
観賞用の「トウガラシ」だとか
イチゴとはまったく真逆の存在でした
特に人気なのが11月頃に店先に並ぶ「ぼけ」の苔玉
つくったそばから売れていってしまうとのことでした。
白い綺麗な花が咲く「クチナシ」を購入しました。
苔玉のお世話の仕方は簡単 バケツにぽちゃっと付けるだけ
苔玉はお水をあげすぎてもあげなさすぎてもよくないとのことでした。
きちんとお世話をすれば1年ほど楽しめるようです。
お世話の仕方は、1日1回3分ほどバケツやボウルに水をはってぽちゃっとつけるだけです。
お皿の上に小石を4つほど置き、その上に苔玉をのせて皿との間に隙間をつくり風通しよくしてあげるのがよいとのことでした。
ずっと見ていても飽きない癒しの苔玉
成長を楽しみたいと思います。
『小江戸庵』店舗概要
[小江戸庵]
【住所】
埼玉県川越市志多町3-36
(リズム薬局 川越店の向かい側)
【電話】
090-3916-1129
【営業日】
土曜日
【SNS】
Instagram @KOEDOAN
【アクセス】
西武新宿線「本川越駅」から徒歩20分ほど