【川越】町中華の神髄ここにあり！『ひかり飯店』は地域に愛され50年、美味くて落ち着く大衆の味

初めて来たのにどこか懐かしい。そんな素敵な町中華『ひかり飯店』をご紹介します。

ひかり飯店

『ひかり飯店』が店舗を構えるのは川越日高線沿い。

かつては大工町と呼ばれていた古い長屋が立ち並ぶエリア。

歩道の上にせり出したアーケードの下には「中国料理ひかり飯店」の大きな看板が目を引きます。

お店の前には年季の入ったスタンド看板とアーケードの吊り看板。ショーウィンドウに並ぶ食品サンプル。

これぞ町中華！といった佇まいのお店です。

その情緒あふれるあるたたずまいに引き寄せられるように店内へ。

『ひかり飯店』は50年つづく中国料理店。笑顔の素敵な優しいご夫婦が営まれています。常連さんが多めの印象です。

お店に入った時はほぼ満席の状態だったのですが、ちょうどお客さんが入れ替わるタイミングで店内の写真を撮らせていただきました。

市松模様の床に赤いクロスがかかったテーブル席。

一見するとおもちゃのようにも見える可愛らしいレジ。もちろん現役です。

昭和の時代から現在に至るまで多くの人たちにお料理がふるまわれている店内は、50年の歴史がしみ込んだリアルレトロ空間です。

使い込まれたメニュー表には、八宝菜や青椒肉絲、麻婆豆腐などの一品料理をはじめ、麺・そば・飯・点心などの数多くのメニューが並んでいます。

そして壁にはズラリと貼りだされた定食メニューやセットメニュー。750円～1000円ほどでいただける庶民の味方プライスです。

A定食の「肉と木くらげ玉子炒め」をいただきました。

肉と木くらげ玉子炒めと白御飯、スープ、御新香にウーロン茶がセットになった定食です。

大きくてプリプリの木くらげにふわふわ玉子、シャキシャキのたけのこにやわらかい豚肉。

一口ほおばると、うんうんと思わずうなづいてしまうような間違いのない味。

その力強い味付けにご飯がもりもりすすみます。

力強い味付けの炒め物に対してスープはやさしくあっさりめでメリハリあるバランスも絶品の定食です。

他の数あるメニューも気になるところ。懐かしさ覚える大衆の味を求めて通いつめたくなるお店です。

『ひかり飯店』店舗概要

[ひかり飯店]