喜多院のそばにある手打ちそば処「手打ちそば 川越はすみ」に行ってきました。
手打ちそば 川越はすみ
『手打ちそば 川越はすみ』は1976年創業の老舗のそば処
「禅味会」の会員でもあるお店の教訓は「美味求心」
”熱いものは熱く、冷たいものは冷たく”をモットーとしたこだわりの手打ちそばをいただくことができます。
「禅味会」とは、「足利一茶庵総本店」の片倉康雄氏に師事し、「市川一茶庵」を開業した山寺芳男氏と市川一茶庵を師とする姉妹店によって発足した、日本蕎麦の研究会です。
画一的な味のチェーン店ではなく、足利一茶庵総本店、市川一茶庵の伝統を守りながらも、加盟店各店が創意工夫をこらし、それぞれの個性を持った商品つくりで切磋琢磨する、職人達の集まりです。
禅味会HPより
玄関入ってすぐのところに数人腰掛けられる待合席があるのですが、週末のお昼どきともなると店の外にまで人があふれかえる人気店です。
『手打ちそば 川越はすみ』の店内
趣きある古民家風の店内
庭園を見渡せる廊下の手前にはテーブル席、奥には座敷席があります。
おすすめは鴨料理と鴨汁そばがいただける「こえどっこーす」
『手打ちそば 川越はすみ』では
「上てんぷらそば」「鴨そば」「なめこそば」などの温かいうどん・そば
「おせいろ」「二色そば」「辛味おろしそば」などの冷たいうどん・そば
おつまみや甘味など豊富なメニューが揃っています。
席につくと香り高い「そば茶」が運ばれてきました。
おそばは、北海道、新潟、福島、茨城県産などのそば粉を石臼挽きにて丁寧に挽いたこだわりのおそば
そして、『手打ちそば 川越はすみ』 のもう一つの名物は鴨料理
こだわりのおそばと鴨料理がセットになった「こえどっこーす」がおすすめの人気メニューです。
「こえどっこーす」に天ぷらがついた「天付こえどっこーす」を注文しました。
- そばどーふ
- さらだ
- 鴨焼
- 鴨じる(そば又はうどん)
- 天ぷら
がセットになったちょっと贅沢なメニューです。
わさびがきいた風味ゆたかな「そばどーふ」
そしてそのあとにジュゥジュゥという音とともに運ばれてきたのが
陶板の上にのった湯気が立ちのぼるアツアツの「鴨焼」
肉厚の鴨肉はやわらかく濃厚な旨み、絶品です。
天ぷらの盛り合わせ
えび天がとにかくデカい!
そしてずしりと重い!
サクサクの衣の中にプリプリの身がこれでもかとつまっています。
そして「鴨汁」も合流
「鴨汁」は「うどん」と「そば」が選べます。
「そば」は、細打ちのものと太打ちの田舎そば「深山」から選ぶことができます。
「そば」にしました。
「うどん」ではありません。
「そば」です。
もう一度いいます。「そば」です。
「深山」は、粗引き粉をブレンドした田舎そば
白く透明感のある更科そばとは逆で、極太で濃い色の無骨なそばです。
噛み応えがあります。
濃い目に味付けされた鴨汁との相性もよく噛めば噛むほどにそばの甘みと香りが引き立ちます。
メニューにあった「そばがきしるこ」にもひかれたのですが、お腹一杯。
また訪れたときにいただきたいと思います。
『手打ちそば 川越はすみ』店舗概要
[手打ちそば 川越はすみ]
【住所】埼玉県川越市小仙波町2-15-10
【電話】049-224-5240
【営業時間】11:30~14:30
【定休日】火曜日
【駐車場】あり
【アクセス】東武バス「喜多院前」下車徒歩6分ほど
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