喜多町弁天長屋で週末限定の立ち飲みスタイルのカフェ『どまCAFE』が始まりました。
喜多町弁天長屋があるのは一番街の北端にある札ノ辻交差点を北へ少しすすんで右に曲がった「弁天横丁」
古びたアーケードと黒板のような案内看板が目印です。
喜多町弁天長屋は古い長屋が並ぶ「弁天横丁」を少しすすんだ左側になります。
長屋の土間を利用したまったり過ごせるカフェスペース
喜多町弁天長屋は10のテナントが入居するクラフトマンやアーティストたちが集う長屋。
『どまCAFE』は、その喜多町弁天長屋の入り口の土間を利用した土日限定の立ち飲み形式のカフェスペース。
『どまCAFE』のロゴは『bero弁天長屋』さんのデザインで、長屋のロゴと長屋の入居者すべてのロゴを重ねてできたロゴデザインとなっています。
ロゴデザインの背景には「異なる個性が重なったときに新しい形が誕生する」というストーリーがあります。
『どまCAFE』でいただけるドリンクは「ホットコーヒー」や季節ごとにスパイスの調合がかわる「自家製薬膳クラフトコーラ」、「COEDOビール」など。
ホットコーヒーはberoさんが買い付けたアラビアヴィンテージのたっぷり目のカップで提供されます。6月の買付後には選べるカップの種類が増えるとのこと。
この日はZUNEさんの焼菓子や『トモリ食堂』さんのおいなりさんも並んでいました。
『どまCAFE』がプレオープンを迎えたのは2024年3月24日(日)。弁天横丁に早咲きの桜が咲く季節。
そしてこの日は一番街の方たちが江戸時代の扮装でお客様をおもてなしするイベント「江戸の日」でもありました。
「おやおや、こんなところに新しい茶店(ちゃみせ)ができてるじゃねぇか」
粋な江戸商人や寺子屋の先生たちが江戸の喧騒を少し離れて、茶や酒を嗜んでいらっしゃいました。
“食べて応援” 喜多町弁天長屋プロジェクト
喜多町弁天長屋はもともと芸者さんの置屋として使用されていた築120年の歴史ある長屋。
『どまCAFE』は「“食べて応援” 喜多町弁天長屋プロジェクト」の一環として始まり、その売上の一部は長屋の運営、修繕費用にあてられます。
長屋では今後、入居者によるイベントや秘密の小部屋の改修工事なども計画されているようです。
[どまCAFE]
埼玉県川越市喜多町2−1 喜多町弁天長屋1F
毎週土日12:00~17:00