西日暮里に小売店舗を構える自然素材を中心とした生活道具をあつかう荒物問屋『谷中 松野屋』が冬支度をむかえる川越に行商にやってきました。
荒物とは、箒やハタキ、ちりとり、買い物かごに洗濯板といった日々の暮らしに根差した日常づかいの道具たちのこと。
2023年10月20日(金)~10月29日(日)の期間、『谷中 松野屋』のPOP UPイベント「松野屋 秋の荒物行商市 –蔵の町川越の生活を仕舞う–」が
- はるりKINUMO
- はるり銀花
- 喜多町弁天長屋
の3店舗で同時開催されています。
『はるりKINUMO』では、ぬくぬく温かい「ゆたんぽ」、米櫃としてもつかえるトタンの収納ボックスなど「生活」をテーマにした荒物
『陶舗やまわ』の2階に店舗を構える『はるり銀花』では、鍋やすり鉢、植物を編んでつくるザルやかごなどの「台所」を助ける荒物
『喜多町弁天長屋』では、ほうきやはたき、シュロ棒たわしやトタンのちりとり、トタンのたらいなど、年末の大掃除に大活躍してくれそうな「掃除洗濯」をテーマにした荒物が並んでいます。
また、各店舗ではPOP UPイベントオリジナルの巾着も販売されています。
シンプルで武骨でありながらも機能美のある荒物雑貨。手にとると作り手の温かさが伝わってきます。
長く使えば使うほど手になじみ世代を超えて継承されていく日用品となっていくことでしょう。
「松野屋 秋の荒物行商市 –蔵の町川越の生活を仕舞う–」
【開催期間】
2023年10月20日(金)~10月29日(日)
【開催店舗】
●はるりKINUMO
埼玉県川越市元町2-1-15
●はるり銀花
埼玉県川越市幸町7-1 陶舗やまわ2階
●喜多町弁天長屋
埼玉県川越市喜多町2-1
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