『赤間川の灯篭流し』は松平周防守の時より行われたという説があり、昭和30年代半ばまで行われていた夏の風物詩でした。
その『赤間川の灯篭流し』が復活し、2023年8月19日(土)に第六回目となる催しが開催されました。
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赤間川の灯篭流し
2023年の『赤間川の灯篭流し』は「私達の祈りを、灯篭に託して」をテーマとし、歴史の継承、および市民の川として愛される赤間川で子供達が素足で遊び、川と親しむことができるようにという願いを込めて開催されました。
会場となる赤間川のほとりの「もっこ館」前には模擬店も出店し、子供たちの笑顔があふれていました。
100円でいただけるかき氷も!
事前に購入した灯篭に川越のオバちゃんのキャラクターと願い事を書き込み組み立てました。
オバちゃん
お友達は大きな文字で「世界平和」と書き記していました。自分の願いを書いたオバちゃんとは規模のデカさが違いすぎる!
灯篭を作成している間に先ほどまでは晴れていた空に雲がかかり雨が降り出し雷の音がとどろき始めました。
しかし、開会式の時刻が近づくにつれ雨が小降りに!
ピアニストの吉田太郎さんの奏でとともに灯篭流しが始まりました。
石原橋のたもとで灯篭に火を灯し川に灯篭を流します。
人々の願いをのせ水面に自らの姿を写しゆらゆらとたゆたう灯篭の灯、そして流されていく灯篭を追う人たちの人いきれ。
記憶に残る幻想的な夏の日の情景がそこにはありました。
『赤間川の灯篭流し』はこれから先何年もの歴史を紡いでいくに違いありません。