一番街にある洋風建築「旧埼玉りそな銀行川越支店」から西にのびる石畳の道
「行傳寺(ぎょうとくじ)」へとつづく門前通りは、幕末から明治にかけて成功を収める商人が多く出たため、「出世横丁」とも呼ばれるようになりました。
その「出世横丁」沿いにある『une brise(ユヌブリーズ)』に行ってきました。
une brise(ユヌブリーズ)|蔵×ドライフラワー×カフェ
『une brise(ユヌブリーズ)』は、2020年8月29日にオープンしました。
障がい者就労支援事業所「きぼう工房」が運営しています。
une brise(ユヌ ブリーズ)とはフランス語で「優しいそよ風」を意味します。
「心地良いそよ風を感じるような居心地の良い場所に」という思いがこめられています。
店内には100種類以上の花材を扱うドライフラワーの作品が並び、ドライフラワーに囲まれたカフェスペースがあります。
店舗である大きなガラス面が目を引く白い建物の中にはドライフラワーにおおわれた蔵が隠れています。
蔵×ドライフラワー
蔵は明治33年に建てられた重要文化財
除湿性に優れた蔵はドライフラワーとの相性もバツグンです。
昔日の面影を残す「蔵」とアンティーク調な風合いの「ドライフラワー」とがシナジーを生み、奥ゆかしい趣のある空間がひろがります。
蔵の外側はドライフラワーショップ
『une brise(ユヌブリーズ)』のドライフラワーは、「きぼう工房」の方たちが下処理、加工の全てを行っています。
仕入れてすぐのフレッシュなお花を使用したドライフラワーとなっており、鮮やかな色彩を残したお花を長く楽しむことができます。
花材、スワッグ、ブーケ、リース、ガーランドなどの素敵な作品が販売されています。
店内は2階まであり、入口を入ってすぐのところで上を見上げると
吹き抜けの天井にはドライフラワーのお花畑が!
天地がひっくりかえったような不思議な空間となっています。
吹き抜け部分の2階には通路が設けられており、天井から吊り下がるドライフラワーを間近で見ることができる素敵空間が広がっています。
ドライフラワーが広く親しまれるようになったのはイギリスの英国のビクトリア朝時代
同じビクトリア朝時代を舞台としたスチームパンクに似たレトロフューチャーな世界にも感じられます。
蔵×ドライフラワー×カフェ
蔵の中の1階と2階には軽食やドリンクがいただけるカフェスペース
ドライフラワーとアンティーク調の家具が並ぶ温かいぬくもりあふれる空間となっています。
2ヶ月に1度変わるヘルシーなワンプレートランチ「ゆぬ蔵ランチ」や
フォトジェニックなユヌブリーズオリジナルドリンク
しっとり柔らかなシフォンケーキなどがいただけます。
ドリンクはテイクアウトすることもできます。
イベントなどではワークショップの出店も
川越で開催されるイベントに『une brise(ユヌブリーズ)』のブースが出店されることも多く
クレアパークで開催された『クリスマスクラフトマーケット』では
ボトルフラワーのワークショップでドライフラワーのボトルフラワーをつくりました。
U_PLACEで開催された『For U_MARCHE ~川越フラワーマーケット~』では
「バタフライピー&マンゴーラッシー」をいただきました。
カップにはちっちゃいドライフラワー「ちょぴ花」がついていました。
『une brise(ユヌブリーズ)』のドライフラワーの世界、ぜひ体験してみてください。
『une brise(ユヌブリーズ)』店舗概要
[une brise(ユヌブリーズ)]
【住所】
埼玉県川越市幸町3-8
【電話】
049-299-7152
【営業時間】
[flower] 10:30~18:30
[cafe] 11:00~17:00(テイクアウトは18:00まで)
【定休日】
月曜または火曜
【アクセス】
西武新宿線「本川越駅」から徒歩12分ほど