2021年8月6日(金)に公開が決まり、先日完成報告会見が行われた『キネマの神様』
『キネマの神様』に登場する”テアトル銀幕”は「川越スカラ座」がロケ地となっています。
『キネマの神様』のロケ地「川越スカラ座」
山田洋次監督の最新作『キネマの神様』
志村けんさんと菅田将暉さんのW主演で撮影がスタートしました。
しかし、本読みの段階まで参加されていた志村さんが新型コロナウイルスにより亡くなったこと、そして緊急事態宣言の発令により長期の撮影中断となってしまいました。
志村けんさんの後を継いで沢田研二さんが主演を務めることが決まり撮影が再開、先日完成報告会見が行われました。
YouTubeには特別映像も公開されました。
>>映画『キネマの神様』【山崎貴監督VFX監修:特別映像】8月6日(金)全国公開
特別映像には、現代パートと過去パートをつなぐシーンが登場します。
主人公のゴウ(沢田研二)の親友であるテラシン(小林稔侍)が営む映画館”テアトル銀幕”でのシーン。
この”テアトル銀幕”のロケ地が「川越スカラ座」となります。
主人公の親友・テラシンが営む名画座の客席は、川越スカラ座で撮影。「関東近郊には多くの名画座がありますが、川越スカラ座さんはクラシカルな雰囲気がテラシンの設定と会うので、ここに決めました。ただし、外観とロビー、映写室はセットで撮影しています」
ロケーションジャパン104号
川越スカラ座は埼玉最古の映画館。
明治38年に寄席「一力亭」として始まり、昭和15年に映画館となりました。
おもにミニシアター系(単館系)の映画の上映を行っている、席数124席の小さな映画館です。
観光地からほど近い路地裏に位置するレトロな情緒あふれる映画館です。
『キネマの神様』の撮影が川越スカラ座で始まったのは主演が沢田研二さんになってからとのことでした。
志村さんはいらしてないようです。
2021年4月現在、『キネマの神様』の上映劇場に「川越スカラ座」はラインナップされていません。
まずは別の劇場で見て、いつの日か「川越スカラ座」で上映されるのを楽しみに待ちたいと思います。
絶対にここで見たいです!
「川越スカラ座」での上映が決定!
2021年11月13日(土)~26日(金)川越スカラ座にて『キネマの神様』上映されます。
そしてなんと11月21日(日)には山田洋次監督の舞台挨拶も決定しました。
「川越スカラ座」の「キネマの神様 山田洋次監督の舞台挨拶付き上映会」に行ってきました
「川越スカラ座」で「キネマの神様 山田洋次監督舞台挨拶付き上映会」に行ってきました。
スクリーンにスカラ座の座席がうつしだされると、なんだか「うつし鏡」をみているような不思議な感覚です。
映画の上映が終わると客席からは大きな拍手が沸き起こりました。
上映後に山田洋次監督が登壇され
「キネマの神様」の過去パートにも描かれている「映画界が元気だった頃」をお話してくださり、
「山田洋次監督にとっての映画の神様とは」という質問には「男はつらいよ」の1作目を撮った後のお話も交えながらとても丁寧にお話くださいました。
[川越スカラ座]
【住所】埼玉県川越市元町1-1-1
【電話】049-223-0733
【公式HP】 http://k-scalaza.com/
【アクセス】
・西武新宿線「本川越駅」または、JR/東武東上線「川越駅」から
・東武バス乗車、「一番街」下車