日本の伝統「草加せんべい」を製造・販売している『宮坂米菓』に行ってきました。
宮坂米菓
明治43年創業の『宮坂米菓』は、昔ながらの「草加せんべい」を製造・販売しています。
以前は月吉町に本社・工場をかまえていたのですが、20年ほど前に下小坂に移転しました。
以前に本社・工場のあった月吉町には現在も販売店があります。
2019年の台風19号による大きな被害からの復興
『宮坂米菓』は、2019年10月の台風19号による越辺川(おっぺがわ)の決壊による浸水で大きな被害を受けました。
宮坂社長から当時の写真を見せていただくことが出来ました。
越辺川(おっぺがわ)の決壊による浸水のために機械がすべてダメになってしまったとのことでした。
焼き窯などは部品交換で修理することが可能でしたが、コンピューターで制御されている自動包装機の修復にとても時間がかかったそうです。
自動包装機7台すべてが動かなくなり、社員の方たちが一つ一つを包装していたため、通常の10分の1ほどしか生産できない状態がつづいたとのことでした。
埼玉県からの補助金もあり、台風から半年たった4月に本格的に再開することができたそうです。
社員一丸となって明治43年から受け継がれてきた「宮坂米菓」が復興を果たしました。
「吾作割れせん」をはじめとした数々の匠の味が詰まったお煎餅
『宮坂米菓』と聞いてまっさきに思い浮かぶのがこちらの「吾作割れせん」
スーパーなどでも販売されているのでご存知の方も多いかと思います。
割れちゃったお煎餅の詰め合わせではございません!!
丸く焼き上げたお煎餅をわざわざ割って、割れた断面にも秘伝のたれをしみ込ませた絶品お煎餅なのです。
醤油味、たまり味、胡麻せんの3種類が入っています。
この「吾作割れせん」、本当に美味しくてオバちゃん家には常にストックされています。
「吾作ミニ3パック」「吾作割れせんハーフパック」など、いろいろなサイズで販売されています。
オバちゃんのお友達イチオシなのは「職人造り」
写真は割れせんですが、丸いお煎餅もあります。
こちらは、太陽の光で乾燥させた生地を使用して焼き上げられたお煎餅。
機械乾燥させたものとは違う歯ざわりで、ほんのり醤油味の昔なつかしい味わい。
これこそがお煎餅 of THE お煎餅!!といったところでしょうか。
一斗缶入りの「お好みわれせん」も人気です。
箱には川越まつりの山車や時の鐘などがデザインされているのでお土産にも喜ばれます。
他にも店内いっぱいに数多くのお煎餅が並んでいます。
みなさんカゴいっぱいにお煎餅を買っていかれます。
いっぱい買っちゃいました。
試食用のお煎餅をおまけで付けてくれました。
オバちゃんのお気に入りは「黒こしょう煎餅(ごま入り)」と「柿の種」です。
お酒のおつまみにもピッタリなんです
工場見学もできます
この日は工場がお休みだったためできませんでしたが、工場が動いている日には工場見学が出来ます。
お米の洗米から始まり梱包までの全製作工程のうち、二次乾燥から梱包までの工程を見学することができます。
もちろん焼くところも見ることができます
工場見学については、宮坂米菓公式ホームページをご覧下さい。
宮坂米菓 店舗概要
[本社工場直売店]
【住所】埼玉県川越市下小坂742
【電話】049-234-0123
【定休日】日曜日、祝日、1月・8月の土曜日
【営業時間】
・平日 :AM8:30~PM6:00
・土曜日:AM8:30~PM5:30
【アクセス】東武バス 若葉駅行き「東洋クオリティーワン入口」下車 徒歩1分